10月23日(水)介護付き有料老人ホーム コートダジュール虹の橋では、四国大学短期大学部人間健康科介護福祉専攻の実習生による化粧療法が行われました。
サークル活動で化粧療法について学び、今回初めて入居者様と一緒に行うということで、実習生も少し緊張した様子でした。
化粧療法は、化粧(メイク)を用いることから、「メイクセラピー」や「コスメティックセラピー」等とも呼ばれており、化粧という行為を通して、生活の質を維持・向上させたり、生き生きとした生活をめざす療法です。
また、化粧療法は女性のためだけの療法ではなく、スキンケアや顔のマッサージ・ハンドケア等を行うことで、男性へもプラスの効果が期待できるといわれています。
座ったまま出来る、手や肩等の簡単な体操と表情筋のマッサージを入居者様へ一つ一つ、手順をゆっくりと実習生が説明しながら行いました。
マッサージが終わると、「お肌がしっとりしている。」と鏡を見ながらとても嬉しそうなご様子でした。
最初は恥ずかしがっていた入居者様も、化粧下地・ファンデーション・白粉を慣れた手つきで使われていました。
実習生がお手伝いさせていただきながら、リップやアイシャドウを鏡を見て、丁寧にメイクアップされていました。
講師の先生に眉毛を描いていただき、入居者様もお互いの顔を見合って「綺麗すぎて、他の入居者さんがびっくりするね。」「マスクするのが勿体ない。」「化粧するとやっぱり嬉しい気持ちになる。」と拍手と笑顔に包まれていました。