1月15日(水)に、スウェーデン歯科こくふ様による口腔ケアについての講義が行われました。
スウェーデン歯科こくふ様には、2022年5月より虹の橋病院グループの各施設に口腔ケア介入していただいています。
①口腔ケアはなぜ大切なのか
◆むし歯・歯周病の予防 ◆会話などコミュニケーションの改善
◆味覚の改善 ◆誤嚥性肺炎の予防
◆唾液分泌の促進 ◆口臭の予防
◆口腔機能の維持・回復につながる ◆生活リズムを整える
◆味覚の改善 ◆誤嚥性肺炎の予防
◆唾液分泌の促進 ◆口臭の予防
◆口腔機能の維持・回復につながる ◆生活リズムを整える
②誤嚥性肺炎とは
誤嚥性肺炎は、加齢による嚥下機能低下や脳血管疾患の後遺症のため、胃液や食物、唾液などを口腔細菌と一緒に誤嚥することによって発症します。
日本人の死因第6位となっていますが、70歳以上では肺炎患者の7割以上が誤嚥性肺炎であると言われています。
口腔ケアが誤嚥性肺炎の予防に効果的
口腔清掃のみならず、口腔内の感覚・運動的刺激をもたらす口腔ケアによって、咳がい反射や嚥下反射の向上に有効であると言われています。
また、誤嚥したら必ず誤嚥性肺炎を起こすわけではなく、誤嚥性肺炎の多くは睡眠中などに起こる「不顕性誤嚥」と言われ、細菌が多く含まれた唾液を誤嚥して起こす可能性があります。
よって、日常的にお口を清潔に保つ必要があります。
③実際の口腔ケア
④まとめ
参加者からは、「口腔ケアにかかる時間がその時々の状況によって変わる」「なかなか口を開けてくれない方へはどうすれば良いのか」などの声が上がりました。今回の講義では、口腔ケアについての知識を再確認するだけでなく、職員が抱える日頃のケアの疑問点やそれに対する解決策を考える良い機会となりました。
口腔ケアを通して、利用者様が毎日健康に過ごしていただけるように、私たちは利用者様に寄り添ってケアに努めてまいります。
本日は、貴重なお時間をありがとうございました。