虹の橋病院グループでは、介護スタッフに対し、グループ内の介護福祉士や理学療法士・作業療法士、外部講師による介護技術研修を定期的に実施しております。
令和6年2月7・21日、3月1日に当グループ施設のデイサービスベルゲンにて、令和5年8月と9月に行った「おむつの基礎知識と当て方」研修を踏まえ、実践形式のおむつ交換研修を行いました。
◇日時 令和6年2月7・21日 14:00~
令和6年3月1日 16:00~
◇場所 デイサービス ベルゲン
◇参加者 通所・訪問介護職員 有料老人ホーム介護職員
研修内容
1. おむつの基礎知識
2. 正しいおむつの当て方 実践
正しいおむつ交換の仕方を学ぶだけでなく、利用者様の立場になってどのような交換の仕方が負担にならないかを体感する。
3. 利用者様の立場になって感じる・考える
●きちんと当たっているとフィット感があり動いてもずれないことが体感できた。
●内ももの肉をおしめの外に出すとき、強くすると痛かった。
●おむつの真ん中の線や腸骨などポイントにする部分を頭に入れておかないと何度も左右に体を動かされるので、きちんと確認して最低限の負担にしてほしい。
●おむつやパットを引っ張らないでほしい。
●自分が着ける体験をしてみてフィット感が実感でき、着ける手順の大事さと繋がりました。
日頃ご利用者様が感じていらっしゃる不快な部分、負担になっている部分を改善できるようなおむつ交換の仕方ができるよう練習していきたいと思いました。
4. 総評
「相手の立場になって考える」ということはとても大切であるが、実際、考えるだけでは分からない部分もある。相手の立場になって感じたことを受け止め、職員で話し合い共有できた。
おむつ以外のケアについても体感し、「こうして欲しい、これはしないで欲しい」の声を大切に日々のケアの見直しをしていきたい。