2024.12.13

【虹の橋介護の取り組み】介護ロボット導入支援事業

介護付き有料老人ホーム コートダジュール虹の橋では、令和6年8月より見守り支援システムaams(アアムス)を導入しております。

aamsとは心拍、呼吸、体動、離着床、睡眠の状態などを離れた場所から見守ることができる、マット型の見守り支援ロボットです。

訪室の合間もaamsが24時間ご利用者様の様子を見守ることで、見守りのサポートを行います。

aamsの機能について

aamsには3つの機能があります。

①モニター

②コールマット

③睡眠深度

①モニターと③睡眠深度の機能

ご利用者様の心拍、呼吸、体動、離床をリアルタイムで確認できます。
睡眠状態は深い眠り、浅い眠り、覚醒の3段階で表示されます。
異変があった際には、アラート音と画面表示で確認することができます。

②コールマットの機能

ベッドからの転倒や徘徊リスクがある方に設置しています。起き上がるとアラームが鳴ります。
センサーコールはこれまでも設置していますが、部屋に行かなければなぜ鳴ったのかは分からず、職員は部屋まで走って駆け付けていました。aamsは、連動しているカメラからの画像をパソコンやタブレットでチェックし様子を確認できるので、危なくなければ部屋まで無駄に走ることがなくなりました。
実際の設置状況
ベッドマット下に設置
マットレス設置
カメラ接続
コールが鳴ればパソコン、タブレット上で設置したカメラに映っている様子が確認できる

センサーマットは、マットレスの下に敷くだけで簡単に設置できます。

肩から腰の位置に設置しますが、細かい設置位置の調整は必要ありません。

ご利用者様の体には何も付けないため、通常時と寝心地が変わらず違和感がありません。

マットレスの下に敷くため、センサーマットはご利用者様の肌に直接触れず、衛生的に使用できます。

また、センサーはご利用者様の目にも付きにくく、避けられることがありません。

マットレスやベッドを選ばず使用でき、エアマットとの併用も可能です。

参考・引用:aams | 株式会社バイオシルバー

職員の声
●コールが鳴ったときに、すぐに様子を確認することができるので安心です。これまでは、とにかくセンサーコールが鳴れば居室まで猛ダッシュしていたのですが、最初にパソコンやタブレットで状況確認できるので負担が減りました。

●心拍や呼吸数が分かるので、看取り期の入居者様への巡視の回数を減らすことができました。

●以前は、入居者様がせっかく眠っていたのにマスターキーで居室を開けた音で起こしてしまったこともありましたが、睡眠深度、呼吸数、心拍がわかるので、必要時に巡視することができます。