11月20日(水)スウェーデン歯科こくふの方にお越しいただき、口腔ケアの研修を行いました。
口腔ケアの目的は、口の中を清潔にするだけでなく、むし歯や歯周病などの口の疾患を予防し、“話す” “食べる”などの口腔機能を維持・改善することにあります。
長期的な口腔ケアの介入が誤嚥性肺炎の予防には効果的です。
口腔ケアが誤嚥性肺炎予防に効果的な理由①
口腔内の感覚・運動的刺激をもたらす口腔ケアによって、咳がい反射や嚥下反射の向上に有効であると言われています。
口腔ケアが誤嚥性肺炎予防に効果的な理由②
誤嚥性肺炎の多くは、睡眠中に起こる“不顕性誤嚥”と言われており、細菌が多く含まれた唾液を誤嚥して起こる為、日常的に口腔内を清潔に保つ必要があります。
口腔ケアの重要性や口腔ケアグッズの説明・使い方、ケアの順番、義歯清掃のポイント等について学びました。
研修に参加しての感想
誤嚥性肺炎を予防する為に、日常的に口腔内を清潔にする・ケアの重要性について改めて学ぶことができました。また、ケアをさせていただく際は、入居者様の状態に合ったグッズを選び行えるように注意したいです。
研修に参加しての感想
口腔内を清潔にすることだけが口腔ケアではなく、お口のマッサージや保温をすることでケアを進めやすくなることを学びました。今後のケアに活かしていきたいです。
研修に参加しての感想
様々な口腔ケアグッズがあり、ブラシも素材や硬さの違い等種類が豊富にあることに驚きました。口腔内はデリケートで傷がつきやすい為、グッズを選び使用する際も注意しなければならないと思いました。
口腔ケアは、入居者様の健康維持や誤嚥性肺炎をはじめとするトラブルの予防の為に、必須となるケアです。
日頃入居者様が感じていらっしゃる不快な部分、負担になっている部分を改善できるような口腔ケアの仕方ができるよう練習していきたいと思いました。