2024.10.26

【介護技術研修】災害避難訓練 ~垂直避難訓練~

虹の橋病院グループでは、介護スタッフに対し、グループ内の介護福祉士や理学療法士・作業療法士、外部講師による介護技術研修を定期的に実施しております。

介護施設は年に2回以上、避難訓練の実施が義務付けられています。

参考:介護老人保健施設における防火、防災対策について(昭和63年11月11日老健第24号)

今回は、ローテンブルク虹の橋の訓練の様子をお伝えします。

◇日時  令和6年10月22日 14:00~

◇場所  サービス付き高齢者向け住宅 ローテンブルク虹の橋

◇参加者 ローテンブルク虹の橋職員・石井虹の橋クリニック職員

令和6年2月20日、消防署立会いのもと避難訓練を行った際に人の運び方を指導していただきました。

令和6年2月時の避難訓練
消防署職員による指導風景

その方法を用いて今月、大雨による近くの用水路の洪水・水位氾濫を想定し、職員のみで垂直避難訓練を行いました。

テーマ

  ◦入居者様の命を守る・・・備えと訓練

  ◦自ら行動を・・・私の力がなければ入居者様だけで避難できない

  ◦自分の命を守る・・・災害時を想定した備えをする

災害発生後、連絡係は消防署や危機管理課に連絡

施設内の放送において避難誘導の告知後、声かけ誘導を行う

持ち上げ時の状態を確認
速やかに上階へ避難
 反省 
 •垂直避難は思ったようにスピーディーには行えず、かなり負担が大きい。

 •浸水の可能性があると判断できれば、すぐにエレベーターで上階へ移動しないと浸水してからでは遅い。

 •周囲の状況や気象庁からの発表をチェックし、早めに対応できるようにする。

 •パソコンなど1階で浸水して困るものについても考えておく必要がある。