7月25日(金)デイサービス バイエルンでは、スウェーデン歯科こくふ様による
口腔ケア指導が行われました。
皆様、熱心にお話を聞かれいるご様子でした。


①口腔ケアの大切さ
むし歯や歯周病などの歯や口の疾患予防のほか、
誤嚥性肺炎の予防、味覚の改善、唾液分泌の促進、会話などコミュニケーションの改善、
生活のリズムを整えるなど、さまざまな効果があります。
②誤嚥性肺炎とは
誤嚥性肺炎は、加齢による嚥下機能低下や脳血管疾患の後遺症のため、胃液や食物、唾液などを
口腔細菌と一緒に誤嚥することによって発症します。
日本人の死因第6位となっていますが、70歳以上では肺炎患者の7割以上が誤嚥性肺炎であると
言われています。
口腔清掃のみならず、口腔内の感覚・運動的刺激をもたらす口腔ケアによって、咳がい反射や嚥下反射
の向上に有効であると言われています。
また、誤嚥したら必ず誤嚥性肺炎を起こすわけではなく、
誤嚥性肺炎の多くは睡眠中などに起こる「不顕性誤嚥」と言われ、細菌が多く含まれた唾液を誤嚥して
起こす可能性があります。
よって、日常的にお口を清潔に保つ必要があります。
③実際の口腔ケア


口をなかなか開けてくれない場合は・・・
①いきなりお口を触るのではなく、肩→首→頬→唇→口腔のマッサージを行ってからはじめる。
②ケアは基本奥から前へ行うイメージで。(いきなり前歯から触ると力が入り、
お口を閉じてしまいます。
※背中や肩などをなでると体温を感じることで、緊張がほぐれ安心感を得ることができる
※首や耳の下、あごまわりを撫でることで、唾液の分泌促進につながり口が動きやすくなる
※歯を噛みしめて頬が硬くなっている人が多く、
乾燥が強い方にはジェルなどで歯茎を指の腹で触ると口が広がりやすくなる
※スポンジに水をつけて絞り(水分が多いと誤嚥する可能性あり)奥から前にスポンジでなでる
口腔ケアまでに時間を要しますが、結果的にはスムーズにケアをすることができます。
④まとめ
しっかりとした口腔ケアは利用者様の健康維持に必須です。
利用者様が毎日健康に過ごしていただけるよう、わたしたち職員は日々新しい知識や技術を
学ぶことが必要です。
今後も定期的に学びの場を設けて、日々精進してまいります。
また、免疫力アップの「あいうべ体操」や、誤嚥やムセを予防する「パタカラ体操」など
利用者様と楽しく予防していけるような取り組みもしていきたいと思います。